CAD/CAMシステム
純チタン冠 (保険適応)
大臼歯(6.7.8番)に純チタン冠が保険適応されました!
歯科において、チタンはこれから主流になりうる金属です!
弊社はチタン鋳造技術において10年以上のノウハウがあり、
自信を持って製作させて頂きます。
チタンは硬く・撤去が大変・火花が散るなどイメージがあると
思いますが、実際に慣れてしまえばいたって扱いやすいです。
純チタン冠の特徴
- 純チタンはパラジウム合金とほぼ同じ硬さです。
- パラジウム、他歯科用金属と同じクリアランス(0.5mm)で製作可能です。
- マージン形態はナイフエッジで生活歯にも適応可能です。
- パラジウムと同様のセメントで合着可能です。
- エネメル質より柔らかく、適正に摩耗してくれるので顎関節症などになりにくい。
- 生体親和性がとても良く、金属アレルギーの方にもおすすめ致します。
パラジウム合金との比較
硬さは同じですが粘るので回転数を半分に落とすと同様に調整が可能です(撤去時も同じです)
純チタンは性質的に粘りが有りますので、パラジウム合金と同様の回転数にて調整されるとバーの
目が詰まり空回り発熱、火花を発生させます。
低速回転にて、荒めのバーを使用して頂くと問題なく調整が可能です。
模型上ではなく水に浸したワッテなどを冠の中に詰めてもさらに効率が上がります。
Q&A
Q.咬合調整はどの様にするのか
A.通常のパラクラウンと同様で大丈夫です。カーボランダムポイントで高速回転で行うと
若干火花が出ることがありますのでなるべく低速回転で行ってください。
カーボランダム、ダイヤモンドまたラウンドバー等のスチールポイントで行っていただけます。
Q.調整後の研磨はどの様にするのか
A.通常のパラクラウンと同様で大丈夫です。
Q.硬くて調整が大変だったり、対合への悪影響はないのか
A.硬度的にもパラクラウン同様なので大丈夫です。
Q.セメンティングはどの様にするのか
A.セメント材につきましても金属冠同様にメタルプライマーを使用していただけます。
Q.ロウ盛はできるのか
A.チタンの特性上通法でのロウ盛は出来ません。
その為ご要望をお聞きしながら通常よりコンタクトを若干強めに納品させていただきます。
※保険適用チタン冠は製作難易度が非常に高く、 生産性も極めて悪いことから納期・価格等でご迷惑 をお掛けいたしますがご理解の程よろしくお願いいたします。